warayamanga

主にハイパーインフレーション(漫画)について書いていきます

ハイパーインフレーションが次にくるマンガ大賞2021にて大賞をとるために立ちはだかるライバルについて

まずは、ハイパーインフレーション次にくるマンガ大賞2021 Webマンガ部門ノミネートおめでとうございます。メジャー初連載かつ単行本一巻しか出ていないのに、ノミネートされるのはとてつもないことでございます。

早速投票をさせていただきました。勿論一位です。

 

が、そのメンツを見て戦慄を覚えたのも事実である。

この作品も選定基準内なのか、、という強敵ばかりである。

 

私個人の中ではハイパーインフレーションが1位であることはともかくとして、ざっと作品を見た限り、得票を集め上位に入りそうな作品をピックアップしてみる。

 

 

■大本命 『怪獣8号』

 

ノミネートの中に『怪獣8号』の名前を見た瞬間に絶望を覚えた。言わずもがなジャンプ+において絶大な人気を誇る作品で、何よりハイパーインフレーションと同じ金曜日更新なのだが、閲覧数には凄まじいまでの開きがある。

 

先週金曜日の更新分はハイパーインフレーションは14話公開、怪獣8号は本編休載、イラスト掲載だったが、今週の木曜日23時23分時点(約一週間経過)で、以下の閲覧数である。

 

怪獣8号

1,432,053

 

ハイパーインフレーション

238,184

 

圧倒的な差である。レノが人型怪獣に出合った時はこんな心境だったのかもしれない。でも、レノは逃げずに立ち向かった。

現在連載約1年で、単行本もバカ売れ中であり、女性人気も高く、300万部の累計発行部数を記録するなど、つけいる隙がないとはこのことである。

 

唯一勝機を見出すのであれば、怪獣8号は自分が投票しなくても誰かが投票するだろうという群衆心理が働かないか、という一種の楽観的な希望に身を委ねるくらいだろう。怪獣8号は既に「きている」と判断され、漫画玄人が投票を避ける心理もあるかもしれない。一応断っておくが、私も愛読している。ただし、金曜日更新なのでハイパーインフレーションの後に読むことになっているだけである。文句なしの今回の大賞候補だろう。

 

■本命 『忍者と極道』

 

コミックDays連載中の本作品も対象候補だと考える。私もハイパーインフレーションの次点の2位として投票を入れた。

 

コミックスの発行部数こそ、おそらく怪獣8号には劣るであろうが、コミックDaysトップの閲覧数を誇る本作にはファンも多い。ただ、どうしても男くさいテーマであるため勝手な想像だが、その多くは男性読者だと想像する。ただし、登場人物はいろんなタイプの男性キャラがおり、カップリングの選択肢の多さから一部女子人気はありそうだ。

 

現在公開中の最新話もかなり熱量が高く盛り上がりがあるため、怪獣8号に勝てるポテンシャルは十分にあるとは思うが、怪獣8号とは絶対的な読者数の差はあるため、いかに強いファン層から組織票(オウエン)を受けられるかが鍵。ただ上位は確実ではないだろうか。

 

■対抗 『ダンダダン』

 

藤本タツキ、賀来ゆうじ、ここ数年のジャンプ+を支えたといっても過言ではない両先生のメインアシスタント経験者という、とんでもなく読者のハードルを高くする情報をひっさげ連載開始した本作だが、高い画力と奇抜な設定で魅せながらも、両先生とは話のテイストや画風は異なっており、確かな実力を感じる作品である。

 

あくまで個人的な意見としては、もう少し世界観や展開を見せてほしいという感覚ではあるが、その感覚こそ、この賞の「次にくる」のコンセプトに合致しており、上位も狙えるのではないだろうか。

 

■大穴 『ゲーミングお嬢様』

 

先の閲覧数や発行部数などの数字に表れない部分でカルト的な人気を誇る本作。ストリートファイター5プレイヤーの集中投票があれば、ジャイアントキリングもあり得るか。ちなみに私は3位で投票した。

 

ざっとtwitterを覗く限り、あくまで体感だが、一位に投票されているか選ばれていないかというピーキーさが一番目立つ。まあ、それはハイパーインフレーションもそんな感じなのだが。。

 

大賞ではなくても、上位入賞することで、ハイパーインフレーションを少しでも多くの方が読んでもらいたいという想いをもったファンは多いのではないだろうか。私も、拙いブログではあるが、ハイパーインフレーションを盛り上げていきたい。

無論、真剣にー。