warayamanga

主にハイパーインフレーション(漫画)について書いていきます

ハイパーインフレーション強さランク考察 ※12話時点

多くの人がすなる強さランクといふものを私もしてみむとてするなり。

 

はい、今回はクソ記事である。いつもか?
一応戦闘描写もある本作なので、
限られた描写や情報から12話時点での強さを整理したいと思う。
S~Dの五段階で評価し、同一ランクでは左の方が強いという評価をしている。


S 大砲、銃器、麻酔、ダウー
A レジャット、グレシャム
B 顔が特徴的なグレシャムの手下、屈強なガブール人、見せしめで奴隷を殺した見張り
C フラペコ、ルーク
D 船長、保険業界の貴公子、ガブール首長

それぞれのランクごとに解説する。


■S 大砲、銃器、麻酔、ダウー

早速不穏な雰囲気が漂ってきた本ランクであるが、
ハイパーインフレーションの世界の中でも銃器は圧倒的に強い。
大砲を最強としたのは、ただ殺すという選択肢以外に、
弾の種類次第で敵船を制圧できる戦略の幅を評価したためだ。

銃器は言わずもがな。
ダウーすら制圧できる圧倒的戦闘能力(使い手の練度や状況もあり、ダウーには命中していないが)、
また腕に当たれば引きちぎれるレベルの威力があり、
種類も豊富なため次点。

そして麻酔である。
本来麻酔は相手の体の大きさによって効くスピードが異なるはずだが、
レジャットが用意した麻酔は、本来ルークに使用する目的でありながら、
一瞬でダウーを戦闘不能にできる威力と即効性を持っている。とんでもない効果だ。
0.1mgでクジラとか動けなくするのかもしれない。
ただし、近接での使用が必須のため、3番手とした。

で、最後はダウー。
もちろん兵器を除けば圧倒的ナンバーワンである。
規格外の膂力は本作品の中では群を抜いており、
人間を紙のようにちぎり、檻を片手でぶんまわし、
布陣を組んだフラペコ達にはグレーチングで一網打尽にするという機転も利かせられる。
ただし、明確な殺傷目的で銃を使われたら絶命することは示唆されており、
あくまで人間のナンバーワンとして本位置とした。


■A レジャット、グレシャム

老獪なおじさんズがそろってAランク入りとなった。
現時点での描写を総合的に判断すると、ややレジャットの方が強いと判断。
ただし、グレシャムはカネや財宝が絡んだ時にはバフがかかるため、
シチュエーションによってはレジャットを上回る可能性はあるかもしれない。

レジャットは未だ実力が底知れないが、
さすがにダウーを麻酔なしで制圧するほどの暴は考えにくいため、Aランクとした。
智謀、身体能力、武器の扱い、
全てに長けたオールラウンダーで、
今のところ弱点らしい弱点が無い。

グレシャムは銃の扱いにも長け、素手でも屈強なガブール人を何人か返り討ちにしているため、
作中最強クラスであることは間違いない。
さらに人の命の尊さを認識(?)しながら、
人の命を奪うことに何の抵抗もないのも強い。
古武術の富田流を習得しているかのようだ。
これで還暦あたりの年齢なのだから、全盛期であればもっと上のランクでもおかしくない。


■B 顔が特徴的なグレシャムの手下、屈強なガブール人、見せしめで奴隷を殺した見張り

もはや一人もネームドキャラではない。

グレシャムの手下でやたらつっかかってきた2名は、
ダウーにぼこられ、レジャットにあしらわれ、いいとこは一切ないが、
猟奇性や身のこなし、おそらく多くの殺人経験を持つことから、
実力者であることは間違いない。

ガブール人はそもそも狩猟の能力が高く、
1話では投擲武器などを活用している描写があり、
対兵器でさえなければ、戦闘能力は高い。
またいくら不発するとわかっていても銃を前にして、突撃できる勇敢さ、
そしてレジャットに認められし、日々の狩猟で培った屈強な肉体。
その戦闘能力は高いと判断。

そしてオークション編で見せしめのために奴隷を殺した見張り。
彼は性格は最悪だが、なかなかに合理的で自身のうっぷん晴らしと合わせ、
奴隷たちの反乱の芽を摘むという一石二鳥な暴力を犯しており、
その際には約5,6発の打撃でガブール人奴隷を死に至らしめている。
また、ルークに襲われた奴隷とは異なり、
1万ベルクでさっと欲や殺意をひっこめたことから、
見張りの中でも経験と実力が備わっていたことがうかがえる。

ただ、あくまで奴隷が縛られている状況、
見張りという武装状態の優位性があっての上なので、
イーブンな状況では屈強なガブール人の方が強いと思うため、
本ランクとした。


■C フラペコ、ルーク

フラペコは別記事でも触れたが、
一定水準以上の知能と能力を持ち、
防御力が高いこともダウーの攻撃をくらって無事でいることから確定している。
ただし、戦闘能力という点では攻撃力については描写がなく、
少なくとも決してガタイは良くないので、
暴要員ではなく知力要員であることから、本ランクとした。

そして、本作の主人公ルーク。
あくまで身体能力という点では、まだ子供の肉体であること、
ガブール神の力の影響で、今後筋力増強に制限が出る可能性が高いことから、
平均以下だと言わざるを得ない。

ただし、ダウーのひっかき攻撃に即座に反応してカネでの防御を行っていたり、
カネに目のくらんだ見張りを縄で絞めあげていること(殺したかどうかは不明)から、
子供にしては高い戦闘能力を持つことは間違いない。
フラペコには勝てるかどうかはかなり微妙だが、
ルークはやや決め手に欠ける印象なので、フラペコの次点とした。


■D 船長、保険業界の貴公子、ガブール首長

オークション編であっけなく死んだ面々は仲良くD。

「強者とは強い奴のことでは無い!
 戦いの場に最後まで生き残っていた奴のことよっ!!」 byザボエラ

しかも彼らはオークションでもルークに負けているので、
1巻の中で2度負けていることになる。
ヴィジュアルの順で戦闘能力高そうな順に並べた。
ガブール首長も若いころは屈強だったかもしれない。

 

さて、皆様も心の中にそれぞれの強さランクがあるだろうが、
私の暫定的な順位および理由は上記の通りである。

果たして大砲を上回る兵器・個人は現われるのか。
人間達の順位に変動はあるか。
もちろんこれらはそれぞれの描写から紐解いたもので、
マッチアップした組み合わせはほとんどないため、あくまで暫定的かつ予想の域を出ない。
今現在最強のハイパーインフレーション登場人物(兵器)は決まっていない