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主にハイパーインフレーション(漫画)について書いていきます

ハイパーインフレーション

ハイパーインフレーション14話感想

待ちに待った14話公開! 果たしてフラペコが考えた脱出案の全容はいかに!! ■鍵はダウー! 浸水がブラフなのはある意味予想通りだったが、流石にバラスト水という予想は突飛すぎたか、、 ダウーは母性が不足していたからこそ、自身が究極の生殖能力を持つ母…

ハイパーインフレーションは作者の性癖が反映されているかどうかについての私的見解

ハイパーインフレーションは、主人公のルークが12歳の少年で、非常に中性的な顔立ちをしており、服装もきわどい。また生殖能力の代償として、贋札を製造する能力を持つが、能力発動時の挙動及び副作用については、射精時のソレそのものである。このある意味…

ハイパーインフレーション 小ネタについて①

さて、本日はハイパーインフレーション更新のない金曜日、全国1億人のハイパーインフレーションファンが更新までの1週間を憂い、思い思いの一日を過ごしていることだろう。 ハイパーインフレーションは、そのネタの多さから1.2回読んだだけではスルーしてし…

ハイパーインフレーションとSOUL'd OUTの類似性

別記事にてハイパーインフレーションのお供に聞きたい音楽についてまとめ、 個人的に最もしっくりくる楽曲としてSOUL'd OUTの「ALIVE」を挙げたが、 そもそもハイパーインフレーションという作品とSOUL'd OUTに多くの共通点があると感じた。 その共通点及び…

ハイパーインフレーションのお供に聞きたい音楽 邦楽編

世の中にはマリアージュという概念が存在する。 白身魚と白ワイン、あんぱんと牛乳、ウニとクレソン。 お互いがお互いの良さを相乗効果で引き出すのだ。 私は気に入った漫画に勝手にテーマソング、主題歌をつける癖があり、本作も例外ではない。 今回は、ハ…

ハイパーインフレーション フラペコに関しての考察② ※13話時点

簡単な船(数十人が1カ月遠洋航海できる規模)の操舵が出来て、 グレシャムが最も欲していた保険証券を見つけ出し、 船の揺れさえなければダウーも撃ち殺せていて、 ダウーのグレーチングによる攻撃でもほぼノーダメージのフラペコ。 12話以前の描写だけでも十…

ハイパーインフレーション13話からみる今後の展開の考察

以前、以下の記事で今後の展開を考察した。 warayamanga.hatenablog.com 結果としては大外れで、残念。どう違っていたかを振り返りつつ、13話の描写から14話の展開を予想する(懲りない)。 ■レジャットの戦略 屈強なガブール人を使役する点は予想通りだったが…

ハイパーインフレーション13話考察 4人の救世主について

ハイパーインフレーション13話公開から1日が経ち、まだ興奮冷めやらぬ中、今回はいきなりぶっこまれた過去の4人の救世主についてまとめ、自分なりの考察をしたいと思う。 ■4人の救世主 レジャットが金品をダシに巫女に近づくことで、存外情報を得ていた。 お…

ハイパーインフレーション13話感想

ついにハイパーインフレーション13話が公開! 番外編を挟む形となっていたため、実に4週間ぶりの掲載である。 『喧嘩稼業』で休載に耐えることは慣れていると思っていたが、ここ数日は我慢紙幣が出る寸前であった。 さて、先般以下の記事にて展開を予想した…

ハイパーインフレーションの根幹の面白さとは何か~ハイパーインフレーションと私~

さて来る28日(金)は約一カ月ぶりのハイパーインフレーション本編更新である。 読切版の掲載があったとはいえ、ここまで更新間隔が空くと期待値も自然と高まるものだ。仲間内(私含め2人)では、次こそデフレ(ここでは、あまり面白くない回の意)が来てしまうの…

ハイパーインフレーション レジャットに関しての考察 ※12話時点

御託はいい さっさと戦闘(バト)んぞ 『忍者と極道』や『衛府の七忍』に出てそうな特殊ルビでの印象的な10話の引きで、 全国1億人のハイパーインフレーションファンが興奮・応援したであろうレジャットさん。 本作にて話の展開について重要な要素をいくつも持…

ハイパーインフレーション強さランク考察 ※12話時点

多くの人がすなる強さランクといふものを私もしてみむとてするなり。 はい、今回はクソ記事である。いつもか?一応戦闘描写もある本作なので、限られた描写や情報から12話時点での強さを整理したいと思う。S~Dの五段階で評価し、同一ランクでは左の方が強い…

ハイパーインフレーション フラペコに関しての考察 ※12話時点

ハイパーインフレーションの更新の隙間の金曜日であることに加え、 降り続く大雨、ベルセルクの三浦先生の訃報など暗いニュースが続いているため、 気分が落ち込んできているが、そんな時にはキャラクター考察記事でも書いて元気を出そうと思う(?)。 今回の…

ハイパーインフレーション6話の財宝から見る世界観考察

ハイパーインフレーションは船上でのチキンゲーム回である。 その際の攻防でルークたちは船内のお宝を捨てるか壊すかしているのだが、 その財宝の中には現実世界でも見覚えのある品も含まれているため、これをまとめ考察する。 ■日本風の扇子・兜 グレシャム…

ハイパーインフレーション グレシャムに関しての考察 ※12話時点

悪貨は良貨を駆逐する トーマス・グレシャム 有名な金本位制の経済学のの法則で、 全世界的に共通課題であり、不変的真理として語り継がれているこの言葉。 まさに本作品の根幹のテーマであり、 ルークの能力の脅威を表している一文でもある。 本作品の大奴…

ハイパーインフレーション 「本編は今回お休みします。」考察

前回記事では、番外編として掲載された読切版について触れたが、冒頭で住吉先生が読者にあてたメッセージについて考察(?)していく。 ■連載のキッカケとなった、お試し版のようなもので、読み飛ばしていただいても本編の読解に影響はございません。 作者より…

ハイパーインフレーション番外編 プロトタイプ所感・考察

番外編はまさかの「超速!連載グランプリ2019」に投稿していた、 プロトタイプとも言うべき第一話だった。 正当な番外編も読みたかった思いはあるが、 当時「超速!連載グランプリ2019」の存在を認識していなかった私としては、 本作をどこかで読めないかい…

ハイパーインフレーションに似ている漫画についての考察

ハイパーインフレーションはカテゴライズが難しい漫画である。 ギャグ、シリアス、特殊能力、経済、頭脳戦、バトル、軽快なセリフまわし、シュール、ショタ、おっさん、etc.. あらゆる要素が闇鍋的に盛り込まれ、絶妙なバランスで配分されており、 それが本…

ハイパーインフレーションという漫画について 概要

四半世紀、相当な量の漫画を読んできて、多くの心揺さぶる作品があったが、 過去最大クラスの感動と興奮と疑念と笑いに包まれた作品に出合った。 それはジャンプ+連載中の『ハイパーインフレーション』である。 とてつもない魅力のつまった本作だが、 まず…

ハイパーインフレーション ダウーに関しての考察 ※12話時点

本記事では、森で育った野生児ダウーに関して考察する。 ダウーは、ストリートファイターシリーズのキャラクター ブランカのように、 何故か野生児であるだけでなく、異形な体躯で、尋常ならざる膂力を持つが、 言葉は理解できないため、基本的には誰にも制…

ハイパーインフレーション12話からみる今後の展開の考察

さて、毎度毎度引きの時点での情勢が目まぐるしく動く本作だが、 今回は全体を通して説明・準備が中心で、現状の整理を行ったのみで、大きな動きはない。 次話以降から、レジャット・屈強なガブール人の陣営と、 ルーク・グレシャム・フラベコの陣営による、…

はじめに

このたびブログを始めることとしましたwarayamaです。 私がブログという媒体で記事を書こうと思ったのは、ある強烈に惹かれた漫画の考察・所感・あふれる思いを吐き出したいという、マンガ読み歴四半世紀の私が初めて抱いたこの気持ちのためです。 まずは基…